生みの苦しみ、若手の成長。
新しいメディアを立ち上げる上で、26歳の人間を総責任者、24歳の人間を編集長に起き、2人とインターンを中心に任せた。
結果、問題は多数あるもののしっかりと形になったものが出てきた。
が、まだまだ甘い部分もあり、直前でも多数指摘をする。
「こんな直前にそんなもの直せない。まずはリリースだ!」
「納得いかない状態で世に出すわけにはいかない!!まだステイだ!」
「二人の意思が詰まったものにたいして色々言われて意見が変わるのは良くない」
「書き手ではなく読み手に寄り添うサービスにするには、絶対に意見は聞くべき。その上で納得した状態で出すべき!」
会社で、自分で無い人間同士が、会社の新サービスについて夜中まで熱く語っている。
これが、感慨深い。
産みの苦しみは、よくわかる。でも、アドバイスを鵜呑みに、「上が言ったから」でなく、自ら考え、悩み、時には喧嘩のようなディスカッションをし、さらに修正し、そこから生まれてくるサービスの方が、ワクワクしないだろうか。
ベンチャー企業の門を叩き、いつのまにか「俺のサービス」と言い合えるものを世の中に出そうとしている。
魅力的な人間になってきた。
彼らをそんな風に思いながら、自らも刺激を受ける。
ベンチャー企業の醍醐味は、無限だ。