読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

「Snapeee」運営元のマインドパレット倒産について思うこと

f:id:shinya-koizumi:20160601180956p:plain

1,100万DLの写真SNS、Snapeeeを運営するマインドパレット倒産のニュースが連日FBを賑わせている。

本日の定例会議においてもこの話題が出たが、広告事業の先駆者からは広告事業オンリーで勝負する場合は1億DL以上はマストだ。との発言も出ていた

調達一覧
2011.9        資本金:2000万円
※一部CAV
 
2011.11    1億500万円
引受先:伊藤忠テクノロジーベンチャーズ・グリー
 
2013.04  1億5015万円
引受先:SMBCベンチャーキャピタル電通デジタル・ホールディングス、三菱UFJキャピタル、ピーエスシー 、サンエイト インベストメント、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ
 
2014.07    4億円
引受先:グローバル・ブレイン、講談社、環境エネルギー投資

 

 

調達額が5億円を超えていることや、社長である小林さんが1年前に経営メンバーを退いていることからも様々な捉え方がある。

 

個人的には、お疲れ様と言いたいのと同時に

・なぜ今回はダメだったのか

・どのタイミングがキーだったのか

・誰が(どの会社が)どういう意見だったのか

あたりを、しくじり先生では無いがオープンにして頂く機会があると非常に嬉しい。

 

スタートアップにおいては、イケてる感じを出すというのが基本であり、成功する前の苦労や失敗話は表に出て来ない。もっと言えば、イケてるベンチャーがイケイケになる前に体験した、「イケてる会社になる前の苦労話」ばっかり聞く機会がある。

 

これは、起業家だけでなく学生や社会人もいつでもどこでも聞く機会はある。

 

ただ、「イケてそうに見えていたけど実は会社がきつく、実際に畳まざるをえなくなった話」は、なかなか聞く機会が無い。だいたい聞く機会がある場合、畳んだがもう一回起業して成功した人の過去話として語られる。現在サラリーマンの人の話など、ほぼ聞いたことがないはずだ。

 

今回は調達額がそこそこにあり、さらに債務整理があるためここまで表に出たが借金が無い場合は「解散!」と言って表に出ず会社を畳むパターンは数多くある。

が、その人達は当然自らのことを公には語ろうとはせず(当然ではある。失敗しているのだから)消えていく。

 

VCの方々とお話をすると、そういうことも聞くことが出来て非常に勉強になることも多い。

起業の両側面を理解し、改めてプロダクトのゴールがどのようなマネタイズを生むモデルかを考える意味でも、回収不可能となりピボットや倒産した事例はどんどん調べてみるのも私は非常に効果的だと考えている。

 

あらためて、身が引き締まる出来事であった。

 

本関係者には、これを生かしてさらなる人生の飛躍をしていただきたいと思う。