nice to haveとmust to have
突然ですが、資金調達をしたことがありますか?
独立系VC、銀行系VC、CVC全てを愛し愛される空前絶後のベンチャー
で無い限りは、大体一度は経験する、
投資を「断られる」経験。
市場、モデル、人柄、実績、価格と様々な理由がある。
ここは丁寧に説明してくださる方もいるし、厳しめに言う方もいるし、そうでなくやんわりと伝える人もいる。
事実、資金調達を3度経験しているゆえ、断られた際は当然瞬間は凹むが、凹んでいても仕方ないので検討ありがとうございます!!と前を向くし、逆にそんな中で投資を決めて頂いた方々には、命があるうちになんとか恩返しを。と冗談抜きに、死ぬ気で努力しよう!となる。
ただ、そんな中この3回で唯一納得出来ない説明が必ずある。それがタイトルにもあるような
must to have か nice to haveか。
の議論だ。
わかりやすく言うと、絶対必要か、あれば嬉しいくらいか。みたいな感じなのだが
「そもそも、爆発的に流行る前から絶対必要。といわれるサービスって、果たしてなんなんだろう」
と考える。
断られる時は、当然nice to haveだとみなされるわけだが、
スマホゲーム
って、作っている当初(正直今もだが)、果たしてmustなの??と疑問符が浮かぶ。
SNSを例にとると、facebookはみんなが使っているからマストになったし、じゃあmixiはどっち?とも思うし、似たようなモデルがあの頃たくさんあったが、消えていったものたちはなにがmustでどこからがniceなの?と思う。
大体これを聞くと、facebookはマストだが、それに準じたものはniceだった。と言う。
正直、大体無くてもなんとかなる。人間適応するように出来ている。
一部の人が熱く使いmustだと感じているサービスであれば無数にある。
なので、もしこれからサービスを創り調達をする際にこのセリフを言われたとしても、全然気にする必要はない。
結論、ユーザーが使うかどうか。継続するかどうか。そこにお金が生まれるかどうか。という結果論でしか語れないし、これら全てがついてくれば、「must to haveのサービスになったね!」と言われるだろう。
ユーザーが熱く使うかどうか=must。という等式は成り立たないと、私は思う。
must to have議論をしたいかたは、是非。