nice to haveとmust to have

突然ですが、資金調達をしたことがありますか?

 

独立系VC、銀行系VC、CVC全てを愛し愛される空前絶後ベンチャー

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で無い限りは、大体一度は経験する、

投資を「断られる」経験。

 

市場、モデル、人柄、実績、価格と様々な理由がある。

ここは丁寧に説明してくださる方もいるし、厳しめに言う方もいるし、そうでなくやんわりと伝える人もいる。

 

事実、資金調達を3度経験しているゆえ、断られた際は当然瞬間は凹むが、凹んでいても仕方ないので検討ありがとうございます!!と前を向くし、逆にそんな中で投資を決めて頂いた方々には、命があるうちになんとか恩返しを。と冗談抜きに、死ぬ気で努力しよう!となる。

 

ただ、そんな中この3回で唯一納得出来ない説明が必ずある。それがタイトルにもあるような

must to have か nice to haveか。

の議論だ。

 

わかりやすく言うと、絶対必要か、あれば嬉しいくらいか。みたいな感じなのだが

そもそも、爆発的に流行る前から絶対必要。といわれるサービスって、果たしてなんなんだろう」

と考える。

 

断られる時は、当然nice to haveだとみなされるわけだが、

facebook

cookpad

スマホゲーム

youtube

って、作っている当初(正直今もだが)、果たしてmustなの??と疑問符が浮かぶ。

 

SNSを例にとると、facebookはみんなが使っているからマストになったし、じゃあmixiはどっち?とも思うし、似たようなモデルがあの頃たくさんあったが、消えていったものたちはなにがmustでどこからがniceなの?と思う。

 

大体これを聞くと、facebookはマストだが、それに準じたものはniceだった。と言う。

 

正直、大体無くてもなんとかなる。人間適応するように出来ている。

一部の人が熱く使いmustだと感じているサービスであれば無数にある。

 

なので、もしこれからサービスを創り調達をする際にこのセリフを言われたとしても、全然気にする必要はない。

結論、ユーザーが使うかどうか。継続するかどうか。そこにお金が生まれるかどうか。という結果論でしか語れないし、これら全てがついてくれば、「must to haveのサービスになったね!」と言われるだろう。

 

ユーザーが熱く使うかどうか=must。という等式は成り立たないと、私は思う。

 

must to have議論をしたいかたは、是非。