スポーツ、投資、レスポンスの「?」
まずはスポーツの「?」
今日はスポーツ庁に行ってきた。
ビジネスの話はさておき、最近のスポーツの「?」も雑談の中で聴いてみる。
・日本にブックメーカーという制度はありえないのか(賭博法は変わらないのか)
・理想のスタジアムとは
・官民の場所予約システムが統合されることはないのか
等、色々と伺ってきた。
結果、詳しくは書けないがかなり先進的な取り組みや考え方をされていた。
2020年そしてそれ以降のスポーツ環境にとてもワクワクしながら今のビジネスをしていることに、とても幸せを感じている。
次はレスポンスの「?」
資料提出や契約書提出、メールへのレス等、こちら側(ベンチャー側)に対する要求には超迅速性を求められる一方、相手側にボールが行くと半端じゃなく遅いことがよくある。
この問題に対しては、結局まだまだ軽んじて見られている(まさか自社の社長からのメールや、三木谷さんとかからメールが来たら、速攻返すのだろう)のは仕方ないにせよ、常に思う。「ボールは持つな。すぐ打ち返せ」と。
さらに言えば、共に仕事をする可能性があるならなおさら、良いことも悪いことも含めすぐに連絡が欲しい。うやむやにするという姿勢だけは本当にやめたほうがいい。
レスポンスの対応1,2つで、だいたいその人の仕事スタンスがわかることも多い。
最後は、投資の「?」
・プロダクトも無いのに、この評価額ありえないだろ?
・まだユーザーすらついていないんだから、ダメだよ
・課金されてちゃんとユーザーついたら言いに来て
みたいに言われました!という話をよく聞く。
話自体はもっともその通り。というところも多いのだが
課金されていて、課金率も一定ユーザー内でそこそこ高く、横展開出来れば(海外展開含)爆発的にのびる。そのための費用ください。
これはもはや、金があれば私でも投資する。数字の裏付けも当然このタームではあるだろうし、先見の明もなにもない。ただ、このイケてるサービスを作った人と繋がっていて(そういうコネを持っていて)倍率の良い賭けに張る権利を持っているということである。
が、この権利を持つことこそ、VC・投資家として成功する一つの要素であることも間違いないだろう。
ただ、大体はプロダクト作成から様々な仮説検証、そして開発スピードアップ等の目的で調達を望む。プロダクトがまだ伸びていない状態である。
だからこそだ。
当然、その仮説を自分の経験やユーザーへのヒアリング、過去事例から数値化し説明出来ることは必要という前提はさておき
このサービスは「ユーザーがつきそう」「使われそう」「面白そう」
もっと言えば、「こいつ面白そう」「なんかやりそう」
さらには、「ここを教えて伸びるだろう」「成長をみたい」
というモチベーションで、仮説検証前のアイデアだけだったり数人のフィードバックがある程度のプロトタイプに数百万〜数千万を出すシード・アーリーアダプタの投資家は本気で尊敬するし、今投資して頂いている方々には死ぬほど努力して報いなければとも思う。
ただ、覚えておかなければいけない。
VCも嫌われたくないので「イケてない」と思っても、そのまま伝えず先ほど挙げた
「数値的根拠があれば投資する」というような言い方で誰も傷つけず次に進まない。
ということが往々にしてあるということを。
ラグビーの試合会場に感動!!
昨日、サンウルブスの記念すべき初勝利を飾った。
その場に居合わせることが出来たのは、何より嬉しかったのだが、やはり協会や支える側の努力なくしてはここまでにはならないだろう。
まず、会場。
見てわかる通り、昔のどんな試合でもまばらにしかいない人々。ではなく、明らかに伝わる熱気溢れたサポーター達に驚く。
そして、左に映る電光掲示板。
反則の度に内容が表示され、素人でも何がダメだったのかをわかりやすく解説してくれる。
そもそも、協会が作ったわかりやすいルールもアニメーションでYoutubeに公開されている。
そして、インタビューも日本で行われているホームゲームでありながら、英語のインタビューで翻訳が日本語。
海外からの観戦者も多く、様々なところで「おっ??」と思わせるようなことが多かった。
フットサルやバスケットのような箱の中でやるスポーツ、ラグビーや陸上のように外でやるスポーツも、負けずに「魅せる」ことを意識して、更なるファン獲得のための会場作りをしてもらいたい。
なぜか、フジテレビのスポーツ番組にも出てました。
それでは。
返信のスピード力
あなたは、返信にどれくらい時間を要すか。
「そんなのは時と場合と相手によって違う」
それは私もわかっている。
今回は、ビジネスにおいて共にプロジェクトを進めている場合において。
今回、久しぶりに悩んだ。
相手からのレスが遅すぎるのだ。
即日に返信が欲しいものが、1週間後。
明日、返信します。といって放置もざらにあった。
果たして、彼らと一緒に仕事をすべきであろうか。
悩みに悩み、出した答えは「NO」
遅刻する人とは仕事しない。という人は多いが、返信が遅い人と仕事をしない。というのは、どうなのだろう。と葛藤をし、メンターにもアドバイスを乞いた。
そんな決断をしたすぐ後に、新しい話が舞い込む。
これだから、仕事は面白い。
そんな風に思う、決断だった。
レスポンスは早く。行動は軽く。
生みの苦しみ、若手の成長。
新しいメディアを立ち上げる上で、26歳の人間を総責任者、24歳の人間を編集長に起き、2人とインターンを中心に任せた。
結果、問題は多数あるもののしっかりと形になったものが出てきた。
が、まだまだ甘い部分もあり、直前でも多数指摘をする。
「こんな直前にそんなもの直せない。まずはリリースだ!」
「納得いかない状態で世に出すわけにはいかない!!まだステイだ!」
「二人の意思が詰まったものにたいして色々言われて意見が変わるのは良くない」
「書き手ではなく読み手に寄り添うサービスにするには、絶対に意見は聞くべき。その上で納得した状態で出すべき!」
会社で、自分で無い人間同士が、会社の新サービスについて夜中まで熱く語っている。
これが、感慨深い。
産みの苦しみは、よくわかる。でも、アドバイスを鵜呑みに、「上が言ったから」でなく、自ら考え、悩み、時には喧嘩のようなディスカッションをし、さらに修正し、そこから生まれてくるサービスの方が、ワクワクしないだろうか。
ベンチャー企業の門を叩き、いつのまにか「俺のサービス」と言い合えるものを世の中に出そうとしている。
魅力的な人間になってきた。
彼らをそんな風に思いながら、自らも刺激を受ける。
ベンチャー企業の醍醐味は、無限だ。
40度…
give & give
左が夏、右が冬。
まるで季節感が合わない、オフィスでの服装となっております。
さて、今日は「Give」について。
基本、ビジネスにおいては良くtakeする前に相手に何をgive出来るか。
要は、相手のメリットを相手の立場に取って語ることが重要となってくる。
大企業でもそれを学んだ。
が、スタートアップの立ち上げ時はそんなこと言ってられないくらいやることも多いし、そもそもプロダクトが無いため、giveも何もない。あるのは夢とこれからの希望だけ。
なので、その時に色々な人を頼った。それはもういきなり押しかけたりもしたし、休日にも関わらずアポをねじこんでもらったりもした。
そうすると、意外なことにといったら失礼ですが何人かの方は、ほぼ何の見返りもなく、かなり親身になってアドバイスしたり、時間を割いたりしてくれる。
ふと「何でかなぁ」と思っていた。
それが、最近ようやく少しずつわかるようになってきた。
往往にして、この人たちも同じ経験をしているんだ。と感じることが多い。
良いメンターに巡り合い、初期段階で相談したり悩みをぶつけたりしていた人は、自分が同じことをすることに対して、何の疑問も抱かず、当たり前だと思っているし、心からその会社やその人の人生における成功を祈っている(もしかして競合サービスだと違うかもしれないがw)
そういうメンターに出会うことは、本当に大事なことである。
私もメンターに出会えなければ、正直資金調達は出来なかっただろうと思う。それほど「言語化」と「資料作成」を磨かれた。
会社も3年目を迎え、最近様々なプロダクトの相談をされるようになってきた。
プロダクトも自分自身もまだまだだが、相談されることは非常に嬉しいし自分自身も頑張りたいと常に思える。
新しく何かを創る人たち。
そんな中で仕事をすることが
幸せでならない。
採用にかかるお金
スタートアップを経営していると、当然様々なところにお金がかかるわけだか、とりわけ人材採用費はかなり大きい。
一人につき100万円くらいである。
ただ、使う媒体によっては大分抑えられることもある。
今回、私達が主に利用した媒体は2つ。
wantedlyとforkwell jobsの2つだ。
wantedlyにおいては、システム利用料がメニューにもよるが、30-60万円/半年。
そして、なんと採用してもお金がかからない。
一方、forkwellはメニューによるがシステム利用料が50万円、採用した場合年収の1/3かかる。だが、採用文の校正や写真など、サービスも手厚い。
年収400万の人間を2人雇う。と考えた場合
wantedly: 60万円
forkwell: 330万円
と、スタートアップとしてはそこそこインパクトのあるお金である。
ただ、人間で見た場合また違う。
これは会社や募集する職種によるため一概には言えないが、forkwellは共に仕事をしよう!と思える人材が多かった。
もう少し細かい違いや、双方の良し悪しはあるが、そこはもし興味あれば直接聞いて欲しい。
エージェントを使った募集と、自らが発信し仲間を集める募集。
結局両方のサービスからこれから苦楽を共にするメンバーが来ることになった。